ウクライナスタートアップ

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ウクライナスタートアップ

2500社以上のスタートアップ企業が存在するウクライナは、スタートアップのエコシステムが急速に発展しています。ウクライナ政府が開始した新サービス「360 Tech Ecosystem Overview」は、ウクライナのIT企業、人材、投資家に関するあらゆるデータを提供し、透明性を確保しています。

戦争中でもウクライナスタートアップに投資する投資家は増え続けています。それはなぜか?儲かるからでしょうか?それもありますが、昨今のAIやIOTやWEB3ブームにより、ウクライナ人にとって得意分野(IT技術)を活かせる環境が揃っていることも挙げられます。これまではAIなど無縁だった分野のスタートアップでも、今では当然のようにAIを導入しなければ投資家からの期待も下がる傾向があります。AIはウクライナのITエンジニアが得意とする分野の1つです。

また、仮に、アメリカとウクライナで同じアイデアのスタートアップがあったとします。2024年時点で、アメリカ人とウクライナ人の収入の差は2~5倍に上ります。レベルの高いITエンジニアで3倍は異なります。アメリカとウクライナの物価も優に3倍の差があります。アメリカ人であれば1millionドル(1億5000万円)かかるスタートアップがあったとして、ウクライナ人であれば、3300万ドル(5000万円)で済みます。ウクライナ人のスタートアップは、投資家の懐に優しいスタートアップと言えるでしょう。

Googleもウクライナスタートアップへの資金提供をやめません、むしろどんどん増やしています。ウクライナのゼレンスキー大統領は『ヨーロッパにとって、第二次世界大戦以来最大のチャンスだと言っています。

本記事では、ウクライナのスタートアップの一覧をお届けします。新しいスタートアップも随時追加していきます。どれもこれも非常に高い投資価値のあるスタートアップのみを厳選しています。すでにユニコーンとなったスタートアップも掲載していきます。

■Readdle社(ウクライナ発スタートアップ)

Readdle(リードル)は生産性向上のための様々なアプリケーションを開発・提供しており、すでに大きな国際的な成功を収めているウクライナを代表するスタートアップ企業です。

Readdle社は2007年にウクライナのオデーサ(オデッサ)でイーゴリ・ジャダノフ(Igor Zhadanov)氏によって設立されました。初代iPhoneが発売されてから数ヶ月後に設立され、当初はiPhone向けのアプリケーション開発に焦点を当てていましたが、次第にiPadやMacを含む多様なプラットフォーム向けに製品を提供するようになりました。

Readdleはこれまで32のアプリを開発してきましたが、現在は6つの主要アプリの提供にフォーカスしています。App Storeにて同社のアプリはこれまで全世界で1億9000万ダウンロードされています。

従業員数は250名以上であり、その多くがウクライナ人ITエンジニアです。主なオフィスは現在ウクライナのオデーサとキーウ、ドイツ・ベルリン、ポーランド・グダニスクにあります。

また創業者であるイーゴリ氏は、ノーコード開発プラットフォームを提供するFluix社のCEOも勤めています。

Readdle社は主に以下のアプリをApple製品向けにリリースしています。

リードル社のPDF Expert

PDF Expertでは、PDFの編集や注釈・テキストの追加、PDFの圧縮、結合、目次の作成、署名の記入を本アプリ上ですべて実現します。もちろんPDF Expert上で、PDFを開き、閲覧、印刷することも可能です。その他、画像のPDF変換やテキスト認識(OCR機能)、PDFのWord変換の機能もあります。

ドキュメントをPDFで単に閲覧するだけでなく、ガツガツ編集や注釈を入れる方は、このアプリを入れておくだけで、大幅な仕事効率化につながることでしょう。

Mac版と、iPhone・iPad版が用意されています。無料版も用意されていますが、多くの機能は有料版で利用可能になります。有料版はサブスクタイプと買い切りタイプがあります。ユーザー数は全世界3000万人で、2015年にはMac App Storeにて、App of the Year Runner-Upを受賞しています。

アプリのインターフェースは日本語に対応しており、日本のユーザーの方も多いようです。

リードル社のSpark

Spark(スパーク)は、ユーザー数が全世界で1500万人を超える人気メールクライアントアプリです。自分が使うGmailやYahooメールなどの複数のメールアドレスをこのアプリと連携させることで、全てのメールアドレスを本アプリ上で一元管理することができます。

Sparkには優先度設定、ピン付け、送信者のグループ化、予約投稿、ミュート、スクリーニング(迷惑メール防止)などの機能が用意されており、重要なメールだけに集中する環境を実現可能です。日々大量のメールを捌く必要のあるビジネスマンにとって便利な仕事効率化アプリです。

特に便利なのが、メールが届いた際に、スマホのロック画面にメールのタイトルや本文(最初の90文字ほど)を表示する機能です。これによりメールアプリを開くことなく、このプッシュ通知機能だけで、メールのチェックが可能になります。

また、チームで共同作業をする際にもSparkアプリは便利です。共同受信トレイや、下書きの共有、メールの共同編集などの機能があります。さらにはAI機能も新たに搭載され、メールを自動で作成するアシスタンス機能や、誤字脱字の修正、内容の言い換えなどが可能です。

Mac版と、iPhone・iPad版が用意されています。無料版と有料版があり、有料版はサブスクタイプと買い切りタイプがあります。アプリのインターフェースは日本語にも対応しています。

Mac App StoreやApp Store(iPhone / iPad)でも、総合ランキングTOP 100によく顔を出す人気アプリです。

リードル社のScanner Pro

Scanner Pro(スキャナープロ)は、iPhone&iPad用のスキャナアプリです。カメラ機能をオンにし、書類にかざすだけで、それを高速にPDF化します。領収書や契約書などをPDF化するのに便利なアプリです。また、スキャン後に不要な影を取り除くことや、歪みを自動補正することもできます。そのほか、スキャンしたものに注釈を入れたり、テキスト検索したり、ファイルを共有することが可能です。日本語にも対応しています。

■Preply社(ウクライナのスタートアップ)

ウクライナ発のスタートアップ企業「Preply(プレプリー)」は、世界中の学習者が言語を学ぶためのオンラインプラットフォームを提供しています。

会社は2012年にキリロ・ビハイ(Kirill Bigai)氏ほか、ウクライナ人達によりアメリカ設立されました。会社の登記はアメリカにおいていますが、メインオフィスをキーウに置いています。

現在CEOを務めるキリロ氏とウクライナメディアとの2023年のインタビュー記事によると、現在の従業員数は500人を数えるとのこと。また最近になり、Horizon Capital、Reach Capital、Hoxton Venturesおよびこれまでに資金調達ラウンドに参加した投資家から合計で7000万ドルを調達したとのこと。一部の推定によると、現在Preply社の評価額は5〜6億ドルと見積もられています。ユニコーン企業の定義には当てはまりませんが、それに近い評価を得ており、ウクライナを代表するスタートアップ企業と言えるでしょう。

Preplyでの言語学習について

Preplyのプラットフォームでは、オンライン上でチューター(講師)から言語をSkypeなどのツールを通じて学ぶことができます。Preplyには英語、フランス語、ドイツ語、日本語など、世界各国の言語のネイティブスピーカーが35000人以上登録されています。生徒はチューターのプロフィール、自己紹介ビデオ、これまでの評価、レッスンの価格などを参照して、自分に最適なチューターを選ぶことができます。

チューターと生徒は学習スケジュールを柔軟に調整することができるため、チューターは空いた時間に気軽に副業として稼ぐこともできますし、生徒も仕事や生活の忙しさに合わせて学習ができるのが魅力の一つです。1対1の個別レッスンのほか、グループクラスにも対応しています。

副業が注目されている中、チューターとして登録している日本人も多いそうです。

■Jooble社(ウクライナスタートアップ)

Jooble(ジョーブル)」は、求人情報専門の検索エンジンです。2006年に、当時学生だったRoman Prokofiev, Eugene Sobakarovにより設立された会社です。最初はウクライナでサービスを開始しましたが、その後はCIS圏の国々にビジネスを拡大し、現在では世界67ヵ国にてサービスを展開しています。2014年にはHorizon CapitalがJoobleに投資をしています。

メインオフィスはウクライナ・キーウにあり、従業員数は400名以上を数えます。現在のCEOはドミトロ・フリン(Dmytro Hryn)氏が勤めます。2023年に同氏がウクライナメディアとのポッドキャストにて答えたところによると、Joobleは世界の求人検索サイトにてトップ10に入るサイトまで成長しており、1年間におよそ10億回のサイトビジター数を数えるとのこと。

Joobleでの求人検索について

Joobleの検索エンジンは、常に様々な求人サイトや企業の採用ページなどを巡回し、求人情報を収集しています。これによりJoobleのプラットフォームで検索したいワードを入力するだけで、それに合った求人情報を一括で検索することが可能です。また、求職者は自身の履歴書をJoobleに登録することもでき、これによりリクルーターからの仕事のオファーを受け取ることもできます。

同じく求人専門の検索エンジンに特化しているアメリカ発のIndeed(2012年にリクルートが完全子会社化)にとって、Joobleは最大のライバル企業と言えるでしょう。日本でも2015年ごろよりサービスを開始しており、日本での求人情報も一括検索することができます。

日本語版サイト:https://ja.jooble.org/

■MacPaw社(Ukraine Startup)

MacPaw(マックポー)」は、ウクライナ発のソフトウェア開発会社であり、Mac向けのクリーンアップソフト「CleanMyMac」を主力製品としています。2008年に当時学生だったオレクサンドル・コソヴァン(Oleksandr Kosovan)氏によって設立されました。会社の登記はアメリカにおいてありますが、メインオフィスはキーウにあり、従業員数は400名以上です。MacPawの製品は全世界で3000万人以上のユーザーを抱えています。

またウクライナ支援活動やゴミ拾いなどの社会貢献活動、若いITエンジニアのインターンシップでの受け入れなどに力を入れているのも、MacPawの特徴です。

MacPawのCleanMyMacについて

CleanMyMac(クリーンマイマック)は、Mac向けのクリーンアップアプリケーションです。Mac内の不要なファイルを一括で削除することができ、Macの高速化を実現します。その他に、アプリのアンインストール、アップデート、ウイルス検索・削除、Mac最適化機能など様々な機能を1つのアプリ上で利用可能です。Macのバッテリーやメモリ使用状況、ネット回線速度をリアルタイムでモニタリングできる機能も搭載されています。

インターフェースの美しさも高く評価されており、2021年にはUX Design Awardsを受賞しています。

CleanMyMacは日本語にローカライズもされており、日本でも着実にユーザーを伸ばしているようです。無料版と有料版が用意されており、有料版はサブスク版と買い切り版が用意されています。企業や教育機関向けに、複数台のライセンスを購入する場合の割引も用意されています。また、Mac App Storeからダウンロードすることも可能です。

MacPawのThe Unarchiverについて

Macを使う際に、ファイルをダウンロードしたが開けないことはありませんか?その際に活躍するのが、MacPawのThe Unarchiver(ジ・アンアーカイバー)。このアプリをMacにインストールしておくと、Zipファイルなどを簡単に解凍することが可能になります。完全無料で使えるのが嬉しいところで、MacPawのサイトもしくはMac App Storeからダウンロード可能です。

インターフェイスは日本語版にも対応しており、Mac App Storeのランキング上位の常連アプリケーションです。

■BetterMe社(代表的なウクライナスタートアップ)

BetterMe(ベターミー)」はウクライナ発のヘルスケア分野のスタートアップ企業で、2016年に設立されました。2023年現在従業員数は300名以上であり、キーウにメインオフィスを構えています。

CEOを務めるのはヴィクトリア・レパ(Viktoriia, Repa)氏であり、2020年にはForbes Ukraine 30 Under 30に選ばれています。BetterMe社は2022年には、The Europas Awards 2022のヘルストック部門にてthe hottest startup 2022を受賞しています。

BetterMeのアプリについて

「BetterMe」は、ヘルスコーチングアプリとして全世界で人気です。特にアメリカで大きな成功を収めており、2018年にはアメリカにてヘルスコーチングアプリとして第1位を記録しています。

現在では全世界で1億5000万ダウンロードを達成しており、利用者の約半分はアメリカのユーザーです。アプリのインターフェイスは日本語版にも対応しています。

BetterMeのアプリで、ピラティス・メソッドに基づいたエクササイズや、美容体操、ダイエットなどのプログラムが用意されています。本アプリを使い日々のルーティンにワークアウトを取り入れ、その結果をトラッキングすることができます。また、腕時計型のウエアラブル端末「BetterMe Band」を購入・装着することで、より幅広い機能を利用可能です。

また、「BetterMe: Mental Health(ベターミー:メンタルヘルス)」という姉妹アプリもあり、このアプリを使うことで、日々の睡眠時間をトラッキングできるほか、快適な睡眠を実現するためのセラピーメソッド、リラックス音楽、瞑想などの様々な機能を利用可能です。

BETTER ME × ウクライナ経済省

ウクライナスタートアップのBetterMeとウクライナ経済省による「お元気ですか?」プロジェクトが2023年12月よりスタートしました。これは、ウクライナ人の生産性を向上させるためのプロジェクトで、オレナ・ゼレンスカ大統領夫人の主導で実施されています。

燃え尽き症候群は21世紀の新たな流行病。従業員の疲労と燃え尽き症候群は、職場の生産性を低下させる大きな問題です。Better Meの生産性向上プログラムは、従業員の心身の健康をサポートし、ストレス耐性や仕事への集中力の向上につながる総合的なツールで、無料で参加できます。

戦争中、絶え間ない不安とストレスが襲います。ウクライナ人は家庭、職場、避難所でお互いをサポートすることや、身体を動かして気分転換し、心を落ち着かせることが重要だと再認識しました。Better Meの生産性向上プログラムにそってオフィスや自宅で15分間運動したり、ビジネス会議の待ち時間に10分間瞑想したり、ヨガストレッチするだけで、その日の気分が変わります。ポッドキャストも利用できます。

以下は日本人ユーザーからの反応 ↓↓↓

■Reface社(ウクライナ発スタートアップ)

Reface(リフェイス)」社は、ウクライナ発のスタートアップ企業で、設立は2011年です。2020年にリリースした顔交換アプリ「Reface」が全世界で大ヒットし、社名もRefaceに変更されました。メインオフィスはキーウにあり、従業員数は150名以上です。

Refaceアプリについて

2020年にリリースされた顔交換アプリ「Reface(旧名:Doublicat)」は、アメリカのApp Storeにて週間1位を記録したほか、ウクライナ、タイ、マレーシア、カザフスタンなど世界17ヵ国で1位を記録しました。日本でも当時大きな話題となり、日本人ブロガーやYoutuberなどのインフルエンサーがRefaceを取り上げています。

Youtubeで取り上げられた例:

使い方は非常に簡単です。例えば、自分が好きなミュージックビデオの中に映るアーティストの顔を自分の顔に交換したい場合、

1)まず最初にアプリから自らの顔写真を撮影

2)次にお好みのミュージックビデオを選択し

3)先ほど撮影した自分の顔写真を選択

以上でアプリが自動でアーティストと自分の顔を交換したビデオを作成してくれます。ビデオが気に入ったら、SNS上でシェアして、友達と盛り上がることができるでしょう。

AI、ML(機械学習)、ディープランニングを組み入れたウクライナ系スタートアップとして、Refaceはその代表的な事例と言えます。アプリは、有料プランもありますが、無料プランで十分に遊べます。

■ウクライナスタートアップ 『Esper Bionics』

Esper Bionics(エスパー・バイオニクス)は『人間の能力を向上させる』ことが目的です。このスタートアップのアイデアは2017年に生まれ、最初の6カ月間、同社の創業者であるイーゴリ・イルチェンコ、ドミトリー・ガズダ、アンナ・ベレバンセワ、ボリス・ロバノフは市場を研究し、独自のビジネスモデルを開発していました。そして2019年、エスパー・バイオニクス・チームは最初のプロトタイプ(直感的な制御技術を備えたロボットアーム)の開発に成功しました。

この新興企業の創業者たちは、自分たちは義肢装具の会社ではないことを強調しています。主な目標は、人とその能力を向上させる製品を作ることだからです。

「センサー・インプラントは、15年後の人類に最も大きな影響を与えるでしょう。私たちの能力、デジタル世界のコントロール、身体パラメータ、寿命、生活の豊かさはすべて大幅に改善されるでしょう。義肢装具産業は、そのような技術の発祥の地となるでしょう。そして、私たちが創造するハードウェア・ソフトウェア・アーキテクチャは、その基礎となるものです」と、 Esper Bionicsのドミトリー・ガズダCEOは語っています

バイオニックアームに加え、開発者たちはクラウドベースのプラットフォーム、つまりユーザーの習慣を学習し、制御を向上させるために義足を「訓練」するのに役立つサービスも生み出しました。2020年9月、このスタートアップはウクライナのベンチャーキャピタルファンドSMRKから投資を受けています。しかし、Esper Bionicsの代表者は、受け取った資金額については明らかにしていません。同社はまた、ウクライナ・スタートアップ・ファンドのピッチ・デーの勝者の1つとなり、国から5万ドルの資金を得ることに成功しています。

■ウクライナスタートアップ 『Raccoon.World』

Raccoon.Worldは、2020年9月、90万ドルの資金調達に成功しました。このスタートアップは、リハビリセンターに通うことなく、怪我や神経疾患からの回復を支援します。Raccoon.Worldは物理的なリハビリテーション機関や保険会社と協力し、患者が遠隔で怪我後のリハビリを受けられる独自のデジタル・プラットフォームを提供しています。

■ウクライナスタートアップ 『Delfast』

Delfastは資金調達ラウンドを完了し、ウクライナの投資家から340万ドルを調達しました。この資金は、ウクライナにe-bike開発センターを建設し、増大する需要に応え、アメリカやヨーロッパを含む世界中からの予約注文に対応するために使用されます。デルファストの共同設立者兼CEOのダニーロ・トンコピイ氏によると、同社の目標は、近代的な電動自転車工場を建設し、世界中のグリーン電気自動車メーカーのコミュニティを支援することです。Delfastの電動バイクは、一度の充電で走行できる航続距離でギネスブックにも登録されています。詳しくはDelfastのYouTube動画からご覧ください。

■ウクライナスタートアップ 『Restream』

Restreamは、ロックダウンに救われたストリーミング・プラットフォームです。2014年にOleksandr KhudaとAndriy Surzhynskyiによって設立されたウクライナ系アメリカ人のスタートアップです。彼らはFacebook、Twitch、YouTubeなど様々なプラットフォームへの同時ストリーミングサービスを作りました。そしてこれは、パンデミックがウクライナの開発者に恩恵をもたらしたケースです。隔離される前、スタートアップの主なターゲットはゲーマーでしたが、隔離されたことで、NGO、企業、教会までもがストリーミングを始めました。

現在、Restreamには世界中から500万人以上のユーザーが登録しています。世界的に有名な企業やブランドの代表者など、毎日少なくとも10万人がこのプラットフォームを利用しています。Restreamの企業価値は2億2,000万ドルから2億5,000万ドルと推定され、フォーブス誌の新興企業トップ30で5位にランクされています。

■ウクライナスタートアップ 『FuelWell』

FuelWellは、燃料の節約と二酸化炭素排出量の削減を目的にしています。FuelWellは、自動車から排出される有害物質の量を減らし、同時に燃料を節約する装置を発明しました。現在、プロトタイプ製品は量産準備が整い、Scania、John Deere、Mann、Fiat、Volvo、JCB、Mercedes、Renaultの車両でテストされています。FuelWellはまだ大きな投資を集めていませんが、チームは技術の改良を続け、米国とヨーロッパ市場を征服する準備を着々と進めています。彼らのYouTube動画はこちらからどうぞ。

「簡単に言えば、触媒作用によって燃料の炭素結合を切断する装置です。つまり、燃料がより完全に燃焼するということです。このことは、たとえばPMスス(およびその他の粒子状物質)の指標が90%減少するという環境テストの結果で簡単に確認できます。ススとは、燃焼されなかった燃料のことです。さらに、この装置は有害排出物の総量を削減します。この技術の更なる利点は、燃費の良さです」と、プロジェクトのCEO兼創設者であるセルジィ・ドゥビネヴィッチ氏は語っています。

■ウクライナスタートアップ 『regrow』

regrowは、気候変動を遅らせ、世界の食糧供給に貢献するシステムを開発しています。regrowは、フルロサット社(2016年設立)とダガン社の合併により設立され、マサチューセッツ州ボストン近郊に本社を置き、オーストラリア、米国、ウクライナにオフィスを構えています。regrowは、南北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアの8カ国にチームメンバーを擁するグローバル企業で、ウクライナ人の著名なイノベーターであるCEOアナスタシア・ヴォルコヴァ率いる、科学者、農学者、エンジニア、ソフトウェア開発者からなる多国籍チームです。

農業は温室効果ガス排出量の1/3を占めており、農業は土壌の枯渇を招き、生産物の運命や自然の状態に影響を及ぼすと言われています。regrowは、自然に対してより人道的な農業を実現するための農地ソフトウェアを開発しました。人工知能(AI)ベースのソフトウェアを使用して再生農法を提案したり、regrowの科学技術プラットフォームで、農業サプライチェーンの排出量を測定し、削減したりします。

regrowは、衛星画像や気象データ、政府の土壌マップ、農場での個人的な観察結果を利用しており、それらのデータをコンピューターモデルに変換し、農家が農法を変えるのを助け、アドバイスを提供しています。このソフトウェアは、農家から提供されたデータによって常に更新されています。導入後は、排出量をゼロまたは可能な限り削減するために農場管理を再設計するのに役立っています。

regrowのソフトウェアを導入している米大手食品会社のGeneral Millsは、提携農家にも購入を勧め、分離された炭素の量を評価・計算し、農家にボーナスを支払っています。米大手食品加工会社のKellanova(ケロッグ)は、温室効果ガス削減のためregrowと提携しています。米穀物商社のCargill(カーギル)は、regrow社と提携し、生産者の農業レジリエンスを高めています。

■ウクライナスタートアップ 『DressX』

DressXは、バーチャルライフのためのデジタル衣料です。DressXは、ダリア・シャポヴァロヴァとナタリア・モデノヴァという2人のウクライナ人女性によって、2020年にアメリカで立ち上げられました。DressXは、最も有名な現代ブランドのコレクションをユーザーに提供する、初の国際的なマルチブランドのデジタル衣料小売業者です。そう、バーチャルなものを選んで買うこともできるわけです。

このプロジェクトの創設者たちは、人々が物理的なスペースに興味を失いつつあることに気きました。生活のほとんどの時間をオンラインで過ごしているからです。

「例えば、イギリスなどの先進国では、9%の買い物客が商品を買って写真を撮り、インスタグラムやフェイスブックなどに投稿しているという統計があります。私たちは、余計な手間を省いて、デジタル商品を買って、写真に添付して投稿するという3ステップにプロセスを単純化したかったのです」とシャポバロワは語っています。

2021年9月、このスタートアップは130万ドルの追加投資を集め、資金調達の総額は330万ドルに達したことが明らかになった。The Artemis Fund、Alpha Edison、Unlock Venture Partners、One Way Ventures、TLF Ventures、Startup Mavericks、Signal Peak Venturesがこのプロジェクトに投資しています。

■ウクライナスタートアップ 『3DLook』

3DLookは、2021年に650万ドルの投資を調達しました。同社は、ARを使って顧客がリアルタイムでバーチャルに試着できる製品の開発に成功しています。このアプリは、人の写真から服のサイズを認識します。このスタートアップの特許技術は、2枚の写真から人体をスキャンし、人工知能(AI)を使用して3Dモデルを作成し、サイズやその他の物理的パラメータを決定するもので、検疫時に最適なソリューションとなります。

3DLookのサービスは主にアメリカのブランドで利用されており、スタートアップの収益は2020年に100万ドルに達しました。3DLookのアプリのイメージは、YouTube動画からご覧ください。YouTube①YouTube②

■ウクライナスタートアップ 『DMarket』

DMarketは、NFTやバーチャルゲームを売買、交換するためのバーチャル取引プラットフォームです。DMarketの背後にあるアイデアは、あらゆる種類のゲームアイテムを販売するための便利な店舗を作成することでした。ゲーム開発者は取引手数料から収入を得ています。

DMarketの本社はカリフォルニア州サンタモニカにあり、キエフとロンドンにもオフィスを構えています。2020年、DMarketは720万ドルの投資を調達しました。

■ウクライナスタートアップ 『V-art』

V-Artは、デジタルアートの展示、販売、収集のためのプラットフォームで、物理的なアートとデジタルアートの世界のギャップを埋めることを目的としています。2021年、V-artはプレシードラウンドで35万ドルの投資を受けました。出資者は、現代経済と経営の最も著名な専門家の一人であるAdrian Slywotzky氏とSID Venture Partnersです。V-Artは、デジタルアートのための包括的なエコシステムを提供しています。

V-Artは、バーチャル展示とNFTマーケットプレイス、デジタル著作権管理を組み合わせたもので、現在、V-Artは70カ国以上のユーザーとパートナーを持ち、主要なギャラリー、美術館、アーティスト、コレクターと協力しながら、ウクライナのアートを支援・促進するプロジェクトを定期的に実施しています。

V-Artは、知的財産の法律、人工知能AI、ブロックチェーンの専門知識を持ち合わせた技術者によってB2B SaaSモデルの確立を目指しており、法的リスクを減らし、ライセンスプロセスを短縮し、コンテンツの収益化を図りたい企業やエンジニアに、自動化されたIPソリューションを提供しています。

■ウクライナスタートアップ 『Djooky』

DjookyXは世界初の音楽マーケットプレイスであり、音楽クリエイターが自分の楽曲のロイヤリティ・ライツ(RR)をファンや投資家に販売し、その対価としてその楽曲が将来生み出すロイヤリティ収入から共同で利益を得ることで、彼らのキャリアを後押しするための金融(資金調達)手段を提供しています。DjookyXは、音楽ファンに新しい音楽著作権を提供し、RRを流通市場で取引することで、代替的かつ革新的な資金調達方法から利益を得ることを可能にします。Djookyのアワードサイトはこちらからご覧ください。

■ウクライナスタートアップ 『Ugears』

Ugearsは、 ディズニーが賞賛する『建設業者』です。Ugearsが世界的に有名になったのは7年前のことです。同社は木製メカニカル3Dコンストラクションセットを製造しているように見えるかもしれませんが、実際には、このプロジェクト・チームは別のニッチを作り出し、何千人もの人々に新しい趣味を与えています。現在、同社の工作セットは85カ国で販売されており、ディズニーでさえウクライナの木製パズルを高く評価している状態です。

「最初の展示会では、私のベニヤ板がどのように動くのか理解されなかったことを覚えています」とUgearsの共同設立者であるデニス・オクリメンコは語っています。

2018年、アメリカの企業ディズニーは、ウクライナの企業UGearsによる3Dパズルの販売を開始しました。ディズニーの入札には他にもいくつかの中国メーカーが参加しましたが、Ugearsはその非の打ちどころのない品質により、彼らを打ち負かしました。 UGearsは、パッケージにブランド名を残すよう要求しましたが、当初、ディズニーはそれを断固拒否しました。が、最終的に同意しました。UgearsのYouTube動画はこちらをどうぞ。

■ウクライナスタートアップ 『MISU』

MISUは、スマートウォッチからデータを収集し、起こりうる危機的状況を事前に予測する人工知能AI搭載のモバイルアプリです。MISUはユニークな数学アルゴリズムを作成し、人々がより長生きできるようにします。MISUは医療データを収集し、危篤状態の予測を立て、潜在的なリスクをユーザーに通知し、心臓病で死ぬのを回避したり、健康回復のための推奨を行うことができます。MISUの予測の精度は80%を超え、各国政府のクリニックでのテストも終了しています。

MISUは、独自のアルゴリズムとビッグデータの助けを借りて正確なデータを取得し、指標を分析し、医師に情報を送信し、予測と推奨を作成します。MISU Watch(または他のデバイス)がシステムに接続し、15分ごとにバイタルを測定します。すべての利用者はVUSO保険に加入しています。MISUは、健康上の脅威に関する通知(例えば脳卒中や脳梗塞のおそれ、糖尿病における毛細血管の損傷、重症肺炎など)、医師による24時間365日の医療サポート、医師とのオンライン相談、救急車の手配、救急車による搬送を提供しています。

MISUは最新の健康監視インジケーターとエアバッグで、より正確な血圧測定を実現しています。このシステムは公立クリニックの循環器専門医によってテストされ、80%以上の予測精度を誇っています。MISUのビジネス収益は、保険会社や製薬会社からの手数料と、個人向けにMISUスマートウォッチを販売した利益と、b2b2cとb2cの2つのモデルがあります。 Alfa Insuranceと契約したり、MEDIMOST、Netrix、Amazon と業務提携し、医療支援を拡大しています。

■ウクライナスタートアップ 『Cardiomo』

Cardiomoは、心臓を大切にするスタートアップです。Cardiomoは、クセニアとローマン・ベルキンによって2016年に設立されました。夫妻の製品は、リアルタイムの心臓健康モニタリングのためのポータブルデバイス、アプリ、ソフトウェアです。動作原理は非常にシンプルで、ガジェットを左胸に電極を介して直接人体に装着します。その後、デバイスは心臓機能の主な指標である心拍数、呼吸、心電図、皮膚温の読み取りを開始します。その後、すべての情報がスマートフォンに転送され、そこからクラウドストレージに保存されます。

「このガジェットは、あなたの身体がリラックスする時間を見つけたり、心身にエネルギーを充電したり、日焼けとともに調和のとれたリラクゼーションを褒めてくれたり、身体が絶好調のときを思い出させてくれたりします」とローマン・ベルキンは語っています。

■ウクライナスタートアップ 『Qudi』

Qudiは小学生のスタートアップです。Qudiは15歳の小学生、ミハイロ・チュマチェンコによって設立されました。チュマチェンコ少年は、自分の素性を明かすことなく、匿名でどんな感情も表せるマスクを作ったのです。このアイデアが奇妙に思える人もいるかもしれないが、今日の世界では、この10代の発明は大きな関心を集めています。QudiのYouTube動画はこちら。

Qudiは、ストリーマー、フォトグラファー、ティクトーカー、ミュージシャンなど、自分のパフォーマンスに意外性を持たせたい人たちのイメージにぴったりです。現在、この技術はLEDディスプレイ付きマスク、指の動きや手のジェスチャーを認識するリモコングローブ、モバイルアプリの3つで構成されています。

■ウクライナスタートアップ 『Headway』

Headwayは、マイクロラーニング(ごく短時間で学習を行うeラーニング)製品を開発するEdTech(教育テクノロジー)企業です。世界中の8,000万人以上のユーザーが持続可能な学習習慣を身につけられるよう支援しています。Headwayは、ジェネシス・インターネット・ホールディングのプロジェクトです。 Headwayを使うと、ユーザーは本の内容や主要な考え方を短時間で知ることができ、読書の時間を節約することができます。Headway は、ビジネス、モチベーション、心理学などに関する書籍の短い抜粋を聞いたり読んだりすることができます。Headwayの特別な機能として、学習したことを繰り返すことができるインサイトカードがあります。

Headwayは、デジタル学習とスキルに変革をもたらす世界で最も影響力のある企業のGSV150リストにランクインしています。また、GP Bullhoundの市場調査によると、同社は2年以内にユニコーンになる可能性が最も高い欧州のトップスタートアップ50社のリストにも入っており、国際的な分析会社HolonIQによるデジタル教育分野で最も有望なスタートアップのリスト「The Europe EdTech 200」にも含まれています。書籍の要約カテゴリーでは、Headwayは顧客数で1位で、ドイツのBlinkistを抜いています。

2023年、HeadwayはAllstars Awards - Allstar Company Challengeを受賞し、CEO兼創業者のアントン・パブロフスキーはアントレプレナー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。オールスターズ・アワードは、テック界のアカデミー賞と言われています。Headwayは、フォーブスの「2030年までに時価総額10億ドルに成長する可能性のあるウクライナの有望新興企業25社」のランキングにも入っています。Headwayは2019年に設立され、5年間でチームメンバーは3人から240人以上に増え、キエフ、ワルシャワ、ニコシア、ロンドンにオフィスを開設しています。

Headwayの使命は、世界中の人々の成長と発展を支援することです。Headway製品のエコシステムには、Headway、Impulse、Nibbleの3つのアプリがあります。フラッグシップは「Headway」アプリです。このアプリには、15分のテキストと音声によるベストセラー・ノンフィクションのセルフパブリッシングのほか、日々の気づきやゲーミフィケーション化されたチャレンジが収録されています。このアプリは、ブックサマラスというニッチ分野でのダウンロード数で世界をリードしています。アプリは世界中で3,000万人以上のユーザーにダウンロードされ、アップルは170カ国以上のトップリストにヘッドウェイアプリを定期的にランクインさせています。2023年、HeadwayアプリはApp StoreのEditors' Choice賞を受賞し、米国のApp Storeのホーム画面で「今日のアプリ」として5回紹介されています。

Impulseは脳トレアプリです。短いゲームを通して記憶力、注意力、論理的思考力を養います。Impulseは2022年から2023年にかけて、健康&フィットネスカテゴリで世界で最もダウンロードされたiOSアプリとなりました。2023年、このアプリは世界で5500万ダウンロードを超えています。

Nibbleは、数学からアートまで、さまざまなトピックに関する短いインタラクティブなレッスンを収録したアプリです。生活のさまざまな分野で、総合的に成長し、知識を向上させるのに役立ちます。2023年7月、このアプリは米国、オーストラリア、カナダのApp Storeで無料教育アプリのトップ15に入りました。Nibbleは世界中で100万ダウンロードを突破しています。HeadwayのFacebookInstagramLinkedinもご覧ください。

■ウクライナスタートアップ 『Mate Academy』

Mate Academyは、プログラミング学習のプラットフォームで、学生に教えるだけでなく、業界で最初の仕事に就くための準備も目的としています。そのため、学生は卒業後、就職が決まった場合のみプログラム費用を支払います。2019年、メイトアカデミーは58万ドルの投資を受けました。

■ウクライナスタートアップ 『Re-leaf Paper』

Re-leaf Paperは、落ち葉でできたスタートアップです。Re-leaf Paperの物語は、学校の机から始まり、すでに世界的なブランドから関心を集める革新的な製品へと変貌しました。始まりは学校と自宅のキッチンでの実験でした。アイデアの発案者であるヴァレンティン・フレチカは、新しい紙の作り方を作りたいと考えていました。当初、発明者は藁をベースにすることを決めましたが、すでに同様の研究が存在することに気づきました。そこで彼は、落ち葉という別の選択肢を選んだのです。そして彼は正しかった!

ヴァレンティンは彼のプロジェクトをウクライナや国際的なプラットフォームで発表しました。そして、外国人ビジネスマンがこのウクライナ人のアイデアを耳にするたびに、スタートアップとして考えるようアドバイスしました。

『2019年、私は積極的に落ち葉のスタートアップビジネスモデルを作り始めました。細かいところまですべて計算しました。メリットとデメリット、落ち葉を集める形式、落ち葉を保管する場所、製品のテストなどなど。その年の終わりには、最低限実現可能な製品とチームを備え、完全な形のスタートアップができあがりました。そして2020年1月、RE-leaf Paperは誕生したのです。RE-leafは、投資資金を集めて自社で生産できるだろうと思われていましたが、そう簡単ではないことが判明しました。1年後、スタートアップはRE-leaf Technologyに改組し、現在は請負業者と協力しています』とヴァレンティン・フレチカはShoTamのインタビューで語っています。

現在、RE-leaf Paperは月に20トンの葉を処理している。しかし、発明者はこれでは不十分だと考えている。そこでフレチカ氏は、2022年には月産160トンにまで成長させる計画を立てています。すでにWeledaとL'orealが落ち葉から作られたバッグを使用しており、チームはルイ・ヴィトン、ZARA、グッチとのコラボレーションを計画しています。

■ウクライナスタートアップ 『effa』

Effaは、環境に優しい製品を開発・製造しており、最初の製品は完全にリサイクル可能な紙歯ブラシでした。2021年、エンジェル投資家から50万ドルのラウンドを受けたと発表しています。Effaこの投資で製品ラインを拡大中です。

■ウクライナスタートアップ 『Kwambio』

Kwambioは、環境に優しい粉末を使用した3Dプリント技術を開発しました。彼らはオデーサの工場でエレガントなデザイナーズアクセサリーを作ることから始めたと言います。そして現在、ヨーロッパの科学研究所とともに、人間の骨や臓器の3Dプリント技術を開発しています。Kwambioについて、詳しくはこちらの記事をご確認下さい。

■ウクライナスタートアップ 『Deus Robotics』

Deus Roboticsは、物流用のハイテク機器の開発、生産、販売に特化したロボット会社です。Deus Roboticsは、人工知能(AI)やその他の最新テクノロジーを使用して、企業や倉庫に作業効率の良い方法を提供することを目指しています。Deus Roboticsは、手動ピッキング、梱包、出荷を完全自動化することで企業の効率向上を支援しています。Deus RoboticsのYouTube動画はこちらからご覧ください。

Deus Roboticsは、企業向けの長期にわたる物流ソリューションを開発するために、2018年にウクライナのキエフに設立されました。Deus Roboticsが開発しているAIベースのロボットは高品質でありながら手頃な価格であることで競争力を持っています。

■ウクライナスタートアップ 『Bicovery』

Bicoveryは、双極性障害の人のためのアプリです。Bicoveryは、ウラジミール・トゥトフ、アレクセイ・トゥリン、アレクサンダー・シャルコによって2018年に設立されました。このウクライナ人たちは、双極性障害の人が躁病やうつ病のエピソードの可能性の警告を受け取るのを助けるアプリを作ることに成功したのです。つまり、治療の効果を測定し、必要であれば、時間内に薬の量を変更することができます。

Bicoveryを使うには、スマートフォンとフィットネストラッカー、スマートリング、スマートウォッチがあればよく、アプリは患者の心拍数、睡眠時間、行動をモニターし、情報を分析し、必要であれば患者やその家族、医師に警告を発します。開発者の主な目標は、自殺未遂の数を減らすことです。

『私たちのスローガンは "双極性障害者に力を与える "です。私たちは、双極性感情障害の人々が生活の質を向上させ、明日仕事を失うのではないか、自分自身や愛する人を傷つけてしまうのではないかという恐れを抱かなくなるようなツールを提供することを目指しています。また、躁病やうつ病のエピソードが再発する可能性もあります」とビカバリーのCEOアレクサンダー・シャルコは語っています。

2020年7月、Bicoveryはウクライナ・スタートアップ・ファンドからの資金調達に応募した9社のうちの1社となった。プレシード段階で開発者は2万5000ドル、シード段階でさらに5万ドルの助成金を受け取りました。 さらにファルマック社は、この申請にさらに5万ドルを投資しました。

■ウクライナスタートアップ 『SOC Prime』

SOC Primeは、サイバー脅威から企業を守るプラットフォームです。2014年、ウクライナ人のアンドリー・ベズヴェルキイ、オレクサンドル・ブレディヒン、ルスラン・ミハロフらが本業を辞め、チームを結成し、SOCプライムが誕生しました。

「私たちの脅威検知市場は、サイバー脅威ハンターの様々なコミュニティによって支えられています。私たちは、タイムリーで効果的な検知を促進するため、彼らに力を与えるよう努めています。これは、企業がより効果的にデジタル脅威と戦うために、防衛のための協調的なアプローチを取るのに役立ちます」とSOCプライムの創設者兼最高経営責任者(CEO)のアンドリー・ベズヴェルキイは語っています。

SOC Primeはプレミアム会員数を50%、月次売上高を86%増加させることに成功し、2021年10月の時点で顧客数は6000社を超えています。さらにStreamlined VenturesとRembrandt Venture Partnersから1,100万ドルの投資を受けています。

■ウクライナスタートアップ 『Spin AI』

SpinAIは、カリフォルニア州パロアルトに本社を置く、ウクライナにルーツを持つSaaSデータ保護企業です。Spin AIは、AIを活用したデータプラットフォームで、ミッションクリティカルなSaaSデータをサイバー脅威や脆弱性から保護します。 SpinAIには世界に1500以上のクライアントがいます。ケーススタディもご覧ください。

Spin AIは、機密データを安全なクラウドストレージ(Azure、AWS、GCP)にバックアップし、DLPポリシーを強化し、データ監査機能を提供することで、クラウドにおけるデータ漏えいやデータ損失から企業を守ります。Spin AIの人工知能が24時間365日体制で有害な脅威を監視・検知し、ビジネスリスクを特定するとともに、自動化されたランブックが強力な対策を展開し、継続的な運用を保証します。Spin AIのプラットフォームは、OAuthアプリケーションの検出とスマートアプリのリスク評価を提供することで、ITチームがシャドーITとうまく戦うことを可能にします。Spin AIのプラットフォームは、Google Workspace、Microsoft Office 365、Salesforce環境のセキュリティを拡張します。Spin AIのプラットフォームでは、以下のような脅威からSaaSデータを保護しています。

・ランサムウェアの監視と対応

・アプリのリスク評価

・データ漏洩防止

・バックアップと復旧

・人的ミス

・内部脅威

Spin AIは、一般的なクラウドサービスプロバイダーが提供できる機能を超えた、新世代のバックアップと保護の追加レイヤーを提供することで、企業がデータセキュリティをより迅速に制御し、可視化できるよう支援します。

Spin AIは、2017年にウクライナで設立され、現在は米国に拠点を置く同社は、2022年8月のシリーズAラウンドによる1600万ドルを含む、1650万ドルの資金を調達しています。

■ウクライナスタートアップ 『Osavul』

Osavulは、ロシアによるウクライナ侵攻への対応をきっかけに生まれました。世界は、ロシアによるウクライナ人とその信用を傷つける強力なプロパガンダ(嘘、フェイク、風評被害)に直面しています。Osavulは、偽情報への対抗に重点を置いたテクノロジー企業です。インターネットなどの情報環境を分析し、偽情報の脅威を調査し、評価し、悪意のある行為者に対抗するためのソフトウェアソリューションを提供しています。Osavulは、人工知能(AI)を活用したソリューションの開発を行い、国家、企業、社会を偽情報、外国の干渉から守ります。

Osavulは、プロパガンダやロシアの偽情報に対抗する技術を開発後、すでにウクライナの国家安全保障防衛会議(RNBO)と国防省を支援し、テレグラムやフェイスブックでの情報戦活動を検知しています。Osavulの創設者はウクライナの連続起業家で、ロシアとウクライナの戦争から得た経験を収益化することを目指しています。

例えば、2022年11月3日、ロシアのメディアフィードに「NATOがウクライナにHIVと肝炎を注入」といったフェイクニュースの見出しが登場しました。OsavulのAIアルゴリズムは、これを含む何百もの情報攻撃に対抗するのに役立ちました。Osavulの利点はそのスピードにあります。何百ものソーシャルメディアのメッセージや投稿を分析し、人間のアナリストよりも素早く組織的なキャンペーンを特定します。

Osavulは、数十億のパラメーターを持つトランスフォーマーアーキテクチャに基づく大規模な言語モデルを利用しています。これは、絶大な人気を誇るChatGPTの基礎となっているのと同じ技術です。

OsavulのAIは、ウクライナ語、ロシア語、英語、ポーランド語、フランス語を扱うことができ、言語モデルは、テキストを分類し、メッセージ内の感情や視点を識別し、ロシアの偽情報のような脅威や偽情報のコンテンツを認識します。これらは、ソーシャルメディア上の情報の洪水から協調的な情報攻撃を区別できる統計モデルとMLモデルによって補完されています。

■ウクライナスタートアップ 『Grammarly』

Grammarlyは、自動エラー修正機能を備えた英文文法・スタイルチェッカーです。様々なアプリ、ウェブサイト、プラットフォームに統合されています。同社は2009年にキエフで設立され、現在はサンフランシスコとニューヨークにオフィスを構えています。Grammarlyの資金調達総額は2億ドルを超えています。

■ウクライナスタートアップ『GitLab』

GitLabは、ソフトウェアの計画段階からモニタリングに至るまで、開発、デリバリー、セキュリティのためのクラウドベースの主要なDevOpsプラットフォームです。共同開発、コードストレージ、CI/CD、モニタリングなどの機会を提供します。2011年にウクライナで設立されたGitLab Inc.は、現在サンフランシスコを拠点としています。2021年のIPO時のGitLabの評価額は110億ドルでした。

■ウクライナスタートアップ『Depositphotos』

Depositphotosは、国際的なフォトバンクであり、200M以上の写真、ベクター、ビデオのコレクションがあります。Depositphotosの歴史は2009年に始まり、最も急速に成長しているストックフォトプラットフォームになるまでに数年かかりました。今日、Depositphotosライブラリは、高品質な写真を入手するのに最適な場所となっています。

2億8100万点のロイヤリティフリーファイルの中から常に適切なビジュアルコンテンツを見つけることができます。高品質の画像、高解像度のビデオ、あらゆるクリエイティブなプロジェクトのためのテーマ別写真コレクションです。ストックフォト、イラスト、ビデオ、音楽サイトのすべての利点をお楽しみください。世界の大企業に選ばれています。

■ウクライナスタートアップ『People.ai』

People.aiは、クラウドベースのプラットフォームで、人工知能を使って企業における顧客中心のプロセスを自動化・最適化します。CRMシステムにフォーカスしています。ウクライナ人のOleg RoginskyとAlexander Lyakhによって、2015年にサンフランシスコで設立されました。1億8200万ドルの投資を集め、Zoom、Slack、Okta、Autodesk、Dellなどを顧客に持っています。

ウクライナスタートアップのPeople.aiは、新たな資金調達ラウンドを経て、時価総額11億ドルに達し、ユニコーンとなりました。People.aiは、人工知能を利用して営業マネージャーが生成するデータを収集・分析し、推奨情報を提供することで、最終的に彼らがより迅速かつ効率的に取引を成立させることを支援するサービスです。People.aiのソフトウェアは、営業マネージャーのカレンダーや電話を記録・分析することができ、例えば1つのサプライヤーに最適な顧客数を決定するのに役立ちます。

■ウクライナスタートアップ『Creatio』

Creatioは、コードなしで開発できるワークフローとCRMを自動化するソフトウェアの世界的なベンダーです。Creatioは、直観的なローコードプラットフォーム、クラス最高のCRM、堅牢なBPMを1つのソリューションに組み合わせることで、中堅企業および大企業の販売、マーケティング、サービス、運用を加速します。Creatioの製品には、Studio Creatio (ノーコード プラットフォーム)、CRM アプリケーション、Marketing Creatio (マーケティング オートメーションツール)、Sales Creatio (セールス フォース オートメーション ソフトウェア)、Service Creatio (ヘルプ デスク ソフトウェア)、20の業種向けの業界ワークフロー (ワークフロー) が含まれます。Creatio はマサチューセッツ州ボストンに本社を置き、世界5つの地域にオフィスを構えています。Creatioの創設者兼CEOはキャサリン・コステレバです。

Creatioは、GartnerForresterなどのトップSaaS業界アナリストによって常に認められています。Gartnerの5つのマジック・クアドラントと7つのForrester Waveに含まれており、Sales Force AutomationとCRM Lead Managementの2つのGartnerマジック・クアドラントでリーダーに選ばれています。

2002年に設立され、創業以来自らの手で事業を展開してきたCreatioは、世界中で600人の従業員を擁するチームとともに優れた成果を上げ、真の市場リーダーとなりました。近年では国際的な拡大を推進し、米国、西ヨーロッパ、アジア全域で顧客を獲得しています。現在、600を超えるパートナーネットワークと合わせて、Creatioの顧客ベースは110か国の1,300を超える顧客で構成されています。高成長IT企業に投資する米国を拠点とするVolition CapitalHorizo​​n Capitalからの投資を呼び込むことで成長軌道を加速するCreatioの主な焦点は、米国でさらに拡大し、予想される1,870億ドルの市場でリーダー的地位を拡大することです。

■ウクライナスタートアップ『Adwisely』

Adwiselyは、広告キャンペーンを自動化するソリューションを開発しているスタートアップで、複数のファンドからの初期資金調達ラウンドを終了しました。ラウンドの総額は120万ドル。クライアントはキャンペーンの目標と予算を指定するだけでよく便利です。 Adwiselyは顧客の広告統計を分析し、最適な選択肢を見つけ、ビッグデータとAIを活用した広告キャンペーンを作成しています。

■ウクライナスタートアップ『Wantent』

Wantentは、視聴者からのインサイトを提供するAI搭載のコンテンツ・インテリジェンス・プラットフォームです。Wantentのミッションは、世界のコンテンツ制作業界にポジティブなインパクトを与え、視聴体験の向上に貢献することです。Wantentのユニークなソリューションは、あらゆる動画コンテンツに対する視聴者の反応を捉え、視聴中の視聴者の態度やエンゲージメントを推定し、改善のための提言を提供します。動画制作会社、OTTプラットフォーム、TVチャンネル、広告代理店と協力し、実用的なインサイトを発見します。WantentのYouTube動画はこちらからご覧ください。

■ウクライナスタートアップ『Influ2』

Influ2は、機械学習とビッグデータを利用してターゲティング広告を作成する広告ターゲティング・プラットフォームを開発する新興企業です。2020年、Influ2は初期ラウンドで340万ドルの投資を受けました。Influ2は調達した資金をマーケティング、製品開発、米国とウクライナでのチーム拡大に充てています。

■ウクライナスタートアップ『Competera』

Competeraは、オンライン小売業者に顧客の利益を最大化するための価格提案を提供するプラットフォームです。2019年、このスタートアップは50万ドルの投資を受けました。Competeraはビッグデータを活用して小売業者の価格設定方法を変えました。2019年、CrozdeskはCompeteraを価格最適化のベストソリューションに選んでいます。

■ウクライナスタートアップ『Datrics』

Datricsは、あらゆる規模の企業がプログラマーを介さずに高度なデータ分析を実行できるようにするノーコード・プラットフォームを開発しています。当初、Datricsは銀行や調査会社向けのツールとして登場しました。しかし、時間の経過とともに、より多くのWeb3プロジェクトが同社の顧客となっています。時が経つにつれ、Datricsはブロックチェーンに注力し始めました。

2021年、ICU Financial Groupのベンチャーファンドは、Datricsに投資しました。2022年、ブロックチェーンのトップ企業であるNEAR ProtocolはDatricsに投資しました。これによって成長の加速と分析ソリューションの拡大に役立っています。

■ウクライナスタートアップ『Propertymate』

Propertymateは、2021年、Techstars Austinに参加し、100万ドルの投資を受けました。Propertymateは不動産業者向けのプラットフォームで、すべての顧客情報と市場の物件データを統合します。Propertymateの製品により、不動産業者は時間を節約し、他の業者と交流することで、Propertymateネットワークを通じてより多くの取引を完了することができます。

■ウクライナスタートアップ『Deepl』

deeplは、ニューラルネットワークを使用して、ある言語から別の言語へテキストを高品質に翻訳する機械翻訳サービスです。30以上の言語に対応しています。2017年にYaroslav Kartunovによってキエフで設立されたdeeplは、ドイツと日本にオフィスを構えています。2020年、同社は2500万ドルの投資を受けました。Deeplは、ブラウザ、メールサービス、メッセンジャーなど、多くの人気サービスに統合されています。

■ウクライナスタートアップ『Petcube』

Petcubeは、離れた場所からペットと触れ合うためのスマートガジェット&アプリです。主力製品は、マイクとレーザーポインター付きのカメラ「Petcube Cam」と、おやつ投げ「Petcube Play」です。同社は2014年にキエフで設立され、現在はサンフランシスコに本社を置いています。1600万ドル以上の投資を受けており、80カ国以上で販売されています。

■ウクライナスタートアップ『Ajax Systems』

Ajax Systems(エイジャックス・システムズ)は、悪(泥棒など)に立ち向かい、逆境に打ち勝つためのクラス最高のセキュリティとオートメーションツールを提供することを目的にしています。家庭や企業の安全を守る一方で、安全はすべての人が利用できるものであるべきだとAjax Systems社は信じています。

『世界のセキュリティ市場をより良いものに変えるには?』という問いに答えるべく、創業者のオレクサンドル・コノトプスキーは、スマートなワイヤレス・セキュリティ・システム『Ajax Systems』を作ることを決意しました。今日、オレクサンドルは国際的な数百万ドル規模のビジネスを展開し、ウクライナの製品が世界的に有名なメーカーの製品をも凌駕できることを証明しています。

■ウクライナスタートアップ『Augmented Pixels』

Augmented Pixelsは、ウクライナのプロジェクトで、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)、ロボット工学で使われるナビゲーション技術を開発しています。2014年、同社はPlug & Playスタートアップ・アクセラレーターに参加するためにカリフォルニアに移りました。Augmented Pixelsは拡張現実の開発に注力し、製品スタートアップとなっています。Augmented Pixelsの技術により、ロボットやドローンはGPSナビゲーションなしで宇宙空間を航行することができるようになりました。2021年、オーグメント・ピクセルズは200万ドルの投資を調達し、現在も同社発展の中心地はウクライナであり、30人以上の優秀なエンジニアやスタッフを雇用しています。

■ウクライナスタートアップ『Allset』

Allsetは、キーウとサンフランシスコにオフィスを構えるテクノロジー企業で、レストラン向けのソフトウェアを開発・導入しています。Allsetのアプリを使えば、レストランで料理を予約したり、テーブルを予約したり、前払いしたり、チップを残したりすることができます。パンデミック以前は、Allset社はレストランへの直接訪問の予約に重点を置いていましたが、パンデミック後、同社はサービスを拡大し、現在は非接触型デリバリーを提供しています。Allsetはウクライナにルーツを持つスタートアップで、830万ドルの投資を受け、キーウで製品を開発し、米国でサービスを提供している状況です。

■ウクライナスタートアップ『Liki24』

Liki24はウクライナのオンライン医薬品配達サービスです。薬局と提携し、宅配で必要な薬を自分のスマートフォンから注文できます。同社は2018年にキエフで設立され、ウクライナの多くの都市で事業を展開しています。500万ドルの投資を受けており、700以上の提携薬局がサービスに登録しています。

■ウクライナスタートアップ『Viewdle』

Viewdleは、ウクライナの顔認識会社です。ウクライナ系アメリカ人の新興企業で、モバイル機器向けの顔および物体認識技術を開発しています。Viewdleは、完全にウクライナで開発された独自の顔検出・認識アルゴリズムを持っており、コンピュータ ビジョンの分野の専門家です。Googleは2012年にAndroidの拡張現実と顔認識を改善するために Viewdleを買収しましたが、最終的な買収額は明らかにされていません。Viewdle の顔および物体認識技術は、Googleの検索技術で広く使用されています。

■ウクライナスタートアップ『Apostera』

Aposteraは、2022年にSamsung傘下のHarmanによって買収されました。Aposteraは、ウクライナ人のスタートアップで、2017年3月に発足し、自動車における拡張現実(AR)技術を開発していました。AposteraのCEOは、自動車業界で15年の経験を持つアンドレイ・ゴルビンスキーでした。彼はKNUシェフチェンコ校を卒業し、KNEUで財務管理も学んでいました。AposteraのCTOのヴィクトル・ズドブニコフはKPIを卒業し、コンピューター・ビジョン、ARの分野で12年の経験を持っていました。

Aposteraの技術は、車のフロントガラスを投影ディスプレイとして使用し、ドライバーに道案内を行います。2018年、Aposteraはアウディのサプライヤーとなりました。Aposteraのプロジェクション・ナビゲーションを搭載した電気自動車「アウディQ4 e-tron」は2021年春に正式発表され、Aposteraの収益は、2019年と2020年に400万ユーロで、2021年には50%増加する見込みでした。その後、Samsung傘下のHarmanによって買収されています。Aposteraの従業員は、自動車部門の一員としてHARMANに入社しています。

Aposteraの拡張現実(AR)および複合現実(MR)ソフトウェア・ソリューションは、HARMANの車載用製品の提供を拡大し、同社を車載用AR/MR設計の業界最前線に位置づけることに貢献しました。

■ウクライナスタートアップ『Looksery』

Lookseryは、リアルタイムで自分の顔を変えることができるモバイルアプリケーションを開発しました。ウクライナのオデッサを拠点としていたLookseryは、2015年、Snapchatによって約1億5,000万ドルで買収されました。

■ウクライナスタートアップ『Axdraft』

Axdraftは、ウクライナのスタートアップ企業で、法律文書の作成を自動化するアプリケーションを開発しました。このアプリは文書を分析し、ミスのない、会社の企業スタイルに沿ったテンプレートを作成します。アメリカのOnit社は2020年にAxdraft社を1000万ドルで買収しました。

■ウクライナスタートアップ『StepShot』

StepShotは、文書作成プロセスを自動化するリヴィウのスタートアップです。2019年、国際的なAI開発企業UiPath(コンピューターロボットを使って日常業務プロセスを自動化するソフトウェアを提供しているルーマニア系アメリカ人のIT企業)は、StepShotを買収しました。

■ウクライナスタートアップ『Hologryph』

Hologryphは、リヴィウを拠点とするゲームスタジオです。Hologryphは、世界的に有名なコンピューターゲーム「Secret Neighbour」の開発者であり、Hologryphの大株主となったTinyBuildから、2020年に300万ドルの投資を受けました。この資金は、チームの拡大とプレイステーション5、およびXboxシリーズX/S向けの新作ゲームのサポートに充てられています。

■ウクライナスタートアップまとめ

本記事で紹介した企業以外にもウクライナには数多くのスタートアップがあります。ウクライナスタートアップへの投資、資本提携、M&A、協業、取引、などをサポートします。また、ウクライナ人とスタートアップを起業したいという方も応援します。

ウクライナのスタートアップにご興味ある方は、ウクライナのスペシャリストであるJoinJapanにお気軽にお問い合わせください。

<関連項目>