（2023年6月更新）
ウクライナでフルマーケティングエージェンシーとして2006年から活動している現地会社をパートナーとし、貴社のサービスや製品のプロモーションを行います。貴社のブランドや信用が、ウクライナ人とウクライナを訪れる外国人にしっかりと刻み込まれる『広がるプロモーション』を実現します。
日本とは国民性も広告手法も異なるウクライナマーケットにおいて、小規模なものから大規模なものまで、効果的で収益性の高いプロモーションを実現するために、正しいマーケティングリサーチを踏まえた上で、一貫性のあるプロモーションを実施します。
総合広告代理店として、広告ビジネスに関するあらゆるサービスを一手に引き受けています。具体的には、ウクライナで下記のような種類のプロモーションを実行できます。
ロゴは、ブランドや企業のコーポレート・アイデンティティの主要かつ最も重要な要素であり、ブランドと消費者を視覚的に繋ぐコミュニケーションツールです。ウクライナで新サービスや新商品のロゴ開発が必要な場合にはお知らせください。会社マーク（図形記号）のロゴ、企業名や商品名などユニークなフォントイメージのロゴ、マークと名前を組み合わせたロゴを開発します。
ネーミングは重要です。必ずしも日本でつけられた名前のままがウクライナ市場でも反応が良いとは限りません。サービスや商品の名前は、よく覚えられ、商品と調和し、競合他社と区別され、ターゲットとなるユーザーにしっかりと認識されるものが理想的です。商標登録についてもコンサルティングします。
貴社ブランドの価値観やそれを消費者に伝えるスタイル、コーポレートアイデンティティやブランドイメージの正しい使い方の手引きなどを包括的に記したブランドブックの開発を行います。ウクライナ語でブランドブックを開発することによって、社内外を問わず、ブランド理念とそのアイデンティティ（コーポレートアイデンティティ）の統一性を維持することができ、ウクライナ市場におけるWEBサイト制作、広告制作などなど、様々なBtoBの場面で有効活用できます。
ウクライナの消費者に受け入れられやすい企業イメージを作り出します。企業イメージ（コーポレート・アイデンティティ）の開発によって、類似の他企業のサービスや商品に埋もれてしまうことなく、明確に区別・差別化し、消費者に認識されやすくなります。ロゴ、スローガン、コーポレートカラー、コーポレートフォントなどを最適化し、ウクライナにおける企業イメージを最大化します。
企業ブランド、サービス、製品のイメージを向上させ、広報活動や普及活動を手伝う「アンバサダー（宣伝大使）」の開発を行います。例えば、貴社のターゲット層に合わせて、そのターゲット層に影響力のあるウクライナ人タレントなどを起用します。
テレビ広告は、印刷物や看板のように静止画を見せるだけでなく、ラジオ広告のように文章を読むだけでなく、おとぎ話を作り、それに命を吹き込んでいます。不思議なくらいにテレビ広告は消費者の心に浸透していきます。大人は子供に「テレビを見るな！」と言いながら自分は見ており、テレビCMで見た商品をホームセンターで購入しています（笑）テレビ広告は、他の広告手段では達成できないユーザーを獲得でき、ターゲットに感情的な影響を与えていると言えます。テレビ広告の利点は、高品質なビデオクリップとサウンドによって、ユーザーの感性をしっかり捉え、高い注目と信頼を獲得できることです。
あらゆるターゲット層に大量の広告を配信したい場合には、特定のテレビチャンネルではなく、利用可能なすべてのチャンネルに、プライムタイム（18:00～24:00）を狙って広告を配信します。逆に、テレビ視聴者層と貴社のターゲット層をできる限り一致させたい場合には、放送スケジュールの中の特定の番組や映画に合わせて放映したり、貴社のテレビコマーシャルに合致した地方テレビに戦略的に放映したりできます。もちろん、GRPやTRPはメディアプランニングの際の主要な指標のひとつとなります。
例えば、ウクライナのティーンエイジャー向けの商品であればMTVやOTV、M2などに配信し、熱心なスポーツマン向けの商品であれば、MegaSport 2などに配信すると効果的で、突き詰めていくと、時間帯やエリアや広告コマーシャルの作り方も大切になってきます。
ウクライナでテレビ広告できるチャンネル例を挙げておきます。
Inter は国営テレビ局。ウクライナのテレビ界では誰もが認めるリーダー的存在。国民全体に配慮したファミリーチャンネルのコンセプト。エンターテインメント番組、コンサート、トークショー、社会的プロジェクト、ゲームショー、教育番組などを放送。1996年10月20日放送開始。全国の地上波とケーブルネットワークを通じて視聴。総視聴率99.7%。
1+1はオリジナルのエンターテインメントとジャーナリズムのコンテンツ。国内最強のニュースサービス。明るいキャラクターのチャンネル。1995年9月開局。全国をカバーする最初のウクライナ語チャンネル。最新技術や国際的フォーマット（ The Voice、Extreme Makeover、Hell’s Kitchen、Wife Swapなど）を採用。テレビシリーズや映画を放送する革新的チャンネル。
ICTVはウクライナ初の非政府系全国チャンネル。娯楽番組も多い。ICTVの番組は、ウクライナの人口の95.5％、つまりほぼ4100万人が視聴可能。視聴者の大半は18歳から60歳で、中心は25歳から55歳のビジネスマインドを持った人々。
New Channel は24時間放送のエンターテイメントとニュースのチャンネル。ウクライナの若者の間で非常に人気。ウクライナで初めてライブ放送を大規模に利用。全国放送。ウクライナの2/3にリーチ。主な言語はウクライナ語とロシア語。ケーブルテレビと衛星放送。
ウクライナ初のニュースチャンネル。ウクライナ語、ロシア語、英語で放送。ウクライナ全土のビジネスパーソンにリーチ。BBCの基準で作成。経済、政治、スポーツ、天気などのニュース。大人気の社会・政治トークショー「Respublika」を毎週放送。
News Channel 24は、ウクライナで初めて24時間365日ニュースを放送するニュースチャンネル。ウクライナと世界の政治における最新の出来事、経済、スポーツ、ショービジネス、文化、教育、天気予報。2006年3月1日から放送。ウクライナの全地域とクリミアで視聴可。21歳以上の野心家がターゲット。
Enter-filmは、ウクライナの映画専門チャンネル。2002年2月25日にウクライナ初「映画専門チャンネル」として放送開始。2010年8月、外国映画とソビエト映画の名作を独占的に放送。家族や若者向けの映画、ドキュメンタリーを放送。
PLUSPLUSは、小さい子を持つ家族向け。アニメーション、エンターテインメント、教育番組。教育的で有益な番組を提供。PLUSPLUSチャンネルの総合プロデューサーは1+1 mediaのIvanna Naida。
ウクライナの視聴者に幅広くリーチするという点では、ラジオはテレビに次いで2番目の広告です。近年、ウクライナのFMラジオ局の数は飛躍的に伸びており、各ラジオ局には独自の視聴者層、独自の番組、独自の広告システムがありますが、重なっているリスナー層も少なくありません。
なぜ私たちのような広告代理店を通じてラジオ広告を出稿する必要があるのか？その答えは「非合理的で無駄な広告費を使わないため」と「無数にあるラジオ局と交渉する時間を削るため」です。広告代理店における、ラジオ広告の制作と出稿プロセスの例を挙げます。
1. 貴社から宣伝したい内容をヒアリングします
2.「1」を踏まえて、視聴者層（ターゲット）を決定します
3. 予算に合わせて、ラジオ局・人気DJ・番組・日程・時間帯・出現回数を調整します
4. 一般広告、タイアップ広告、有名人との広告など、どのタイプの広告にするか決定します
5.「4」で決めた広告をもとにシナリオライターが台本を数種類作ります
6. 必要に応じて広告に合った声（声優）を選び、スタジオ録音します
7. ラジオへの広告出稿と配信管理をします
8. 配信中は貴社と一緒に効果測定（データ収集と分析）を行います
ウクライナで広告できるラジオ局の例を挙げます。
Kiss FMは、ヨーロッパの人気クラブミュージックをリスナーに提供。ウクライナ初のダンスラジオ局。世界とウクライナのトップDJが参加。95都市のカバーエリア。ヨーロッパ最大のダンスラジオネットワーク
今も昔もウクライナ最大のネットワークラジオ局。2006年以降、Nashe Radioは、世界中に38以上の放送局を持つCommunicorpグループの一員。ウクライナ300以上の都市のリスナーが視聴。子供向けの教育番組、討論番組、ニュース番組、娯楽番組など。リスナー年齢25～45歳。54%は女性リスナー。
NRJは、毎日75万を超えるリスナーが視聴。リスナー年齢は18歳から35歳。ポップミュージックを中心とした音楽をミックス。
Hit FM は、78都市を含むウクライナ領土の86％をカバーするウクライナ最大のラジオ局の1つ。毎週330万人のリスナー。90年代を駆け抜けた大人向けの選曲。
ウクライナの屋外看板は、幹線道路沿い、ビルやアパートの壁面や屋根、歩道沿い、バス停、地下鉄、空港などで多く利用されています。ここ数年はデジタル配信の大画面看板（LEDスクリーン）も増えています。交通量の多い幹線道路や通行人の多い歩道には、大量の看板が設置されており、どの道のどちら向きの車線にどのくらいの区間と間隔で看板広告を出すと効果的なのか、その判断は簡単ではありません。貴社の予算に合わせて、看板広告のイメージ作り、看板の場所選び、看板のレンタル期間選びと契約、看板の設置、照明の設置、看板広告の効果測定を行います。
ウクライナ全国の様々な映画館にて、各映画が上映されるまでの待機時間に、映画館の巨大スクリーンを利用してコマーシャル映像を流すことができます。子供向けの映画、家族向けの映画、カップル向けの映画、アクション映画、ホラー映画など、広告を流すタイミングを選べます。
ウクライナは、ヨーロッパの中でもかなり大型なショッピングモールが複数存在します。冬の寒いウクライナでは特に秋から冬にかけて、ショッピングモールの来場者数が激増します。ショッピングモール内に自社店舗を構えている企業、若しくは、ショッピングモール内の店舗に自社製品を置いている企業は、ショッピングモール内の壁面看板や、LEDスクリーン看板に広告を出稿すると効果的です。また、ショッピングモール内で販促物（チラシなど）を配布することもできます。
試飲コーナーや試食コーナーの設置を人材の手配も含めて行います。また、サンプル品の配布も行います。
ウクライナで販売されている各種雑誌の表紙や裏表紙、一般紙面への広告や記事広告（タイアップ）を掲載できます。キーウポストなど、人気の新聞にも広告できます。例えば、Forbesウクライナ（ビジネス雑誌）、Vogueウクライナ（ライフスタイル雑誌）、ELLEウクライナ（女性ファッション誌）など、人気雑誌やそのデジタル版への掲載ができます。また、男性向けファッション誌、自動車情報誌、スポーツ雑誌、パソコン雑誌、音楽雑誌、タウン情報誌などへの掲載ができます。ビジネスのターゲット層に合わせて、雑誌メディアを選びます。
広告に必要な映像制作や写真撮影、YouTubeチャンネルに必要な動画制作を行います。コストを抑えた撮影から、アメリカのグラミー賞（ミュージックビデオ部門）をはじめとする世界各国の音楽祭で何度も最優秀賞を受賞している撮影チームとプロデューサーを使った撮影まで、幅広いレベルで対応できます。
オンライン広告
ウクライナ市場に特化しWEBサイトが必要な場合、日本語や英語からウクライナ語への翻訳（ローカライズ作業）も含めて開発・制作します。ウクライナ市場でのブランディングを意識したサイトや、マーケティングツールとして商品の販売やサービスの利用を拡大していくためのサイトなど、ビジネスの種類や目的に合わせて制作します。
ビジネスの種類や目的によっては、WEBサイトの開発と同様にアプリの開発も広告展開やビジネス展開において必須です。別項でも述べたとおり、ウクライナは高品質・高機能なアプリ開発を低コストで実現できる世界有数の国ですので、貴社に必要なアプリ機能を最大限低価格で開発・制作します。
日本と同様にウクライナでもGoogleのSEO対策は大変人気です。ウクライナでのSEOにはウクライナ語を上手に使うコピーライターの存在が必須です。日本語からの直訳で面白くない言い回しのウクライナ語を使っていると、クリック率も滞在時間も低下してしまい、SEOに悪影響です。タイトル、メタディスクリプション、メタキーワード、H1の調整に加え、ボリュームのある適切なコンテンツ作りを行います。
Google広告の運用も、ウクライナ語で行います。Google広告アカウントの制作、コンバージョン計測タグの設置、広告キャンペーン（グループ、キーワード、広告、アセット等）の制作、除外ワードの設定、各種最適化作業、予算管理など、ウクライナ市場におけるGoogle広告の管理を一式を請け負います。
Google広告アカウントを通じて、YouTube広告に出稿します。TrueViewインストリーム広告
、インフィード動画広告（旧TrueViewディスカバリー広告）、バンパー広告、アウトストリーム広告、マストヘッド広告、オーバーレイ広告、それぞれ現地のコピーライターが広告の制作をサポートします。また、YouTube広告に必要な動画の企画・制作も行います。
ウクライナは日本よりもFacebookのビジネスユースが多いです。Facebook広告は、Google広告とは違い、広告を配信するオーディエンスを細かく絞り込めますので、それを最大限活用しながら、ブランドや企業とユーザーとの交流を図ります。Facebookで集客し、ウェブサイト、ランディングページ、その他SNSへの誘導も行います。貴社の広告目的にそって、リードジェネレーション、アプリのインストール、ビデオ視聴、ブランド認知、リーチ、トラフィック、インタラクション、メッセージ、コンバージョン、カタログ商品の販売、販売店への来店などを調整します。また、Facebook広告に必要なウクライナ語の投稿記事、画像や動画の制作も行います。
Instagram広告は、Facebook広告と同様に、波及力・即効性が強い広告です。瞬発的に情報を広めたいとき（認知拡大）には、Instagram広告と人気インフルエンサーとのタイアップを併用します。投稿の奇抜性、戦略性は大変重要で、一般ユーザーから広告（=商売）とは思われない方法で広告するのが特徴です。Instagram広告の出稿、管理、画像や映像制作も現地のネイティブなウクライナ人が行います。
日本ではあまり馴染みのないメッセンジャーアプリが「Telegram（テレグラム）」です。セキュリティの強さから、ウクライナでのビジネスユースが多いメッセンジャーで、ゼレンスキー大統領を始め、ウクライナの政府高官はテレグラムを通じて国民に向けたメッセージを毎日配信しています。ビジネスに利用できる様々な機能を搭載していますので、会員向けの情報発信ツールとしても優れています。テレグラムを活用した集客や顧客管理を行います。
ウクライナで最も利用者の多いメッセンジャーです。ビジネスユースの機能やセキュリティ面ではテレグラムのほうが優れている点が多いですが、Viberは利用者が多いため、広告で利用する価値があります。例えば、ターゲットを絞り込んだ上で大量のニュースレターやキャンペーンの配信を行います。また、Viber上にある特定のグループ（例えばある共通の趣味や目的で集っている人達）に対して、広告を配信します。
TikTok広告の管理・運用を行います。TikTokの特徴としては、40代より下の世代で広く利用されており、動画を能動的に視聴するユーザーが多い、 音声あり・全画面表示で動画を視聴するユーザーが多い、ながら視聴ではなく積極的に動画を視聴しているユーザーが多い、などが挙げられます。 TikTok広告アカウントの申請や登録、設定や管理はもちろん、広告目的にそった動画の企画や制作も現地のウクライナ人がサポートします。
日本と同様に、ウクライナにも様々なオンラインメディアがあります。ユーザー数も様々です。その中には、あるターゲット層に対して強い影響力をもつものもあります。例えば、美容に高い関心がある40代以上の女性に対する発信力はピカイチのオンラインメディアや、カスタムカー好きが毎日集っているオンラインメディア、旅行好きがいつもチェックしているオンラインメディアなど、何百もの種類があります。それらのオンラインメディアと独自に交渉して記事広告などを企画・制作し、掲載できます。
日本と同様に、ウクライナでも影響力のあるインフルエンサーが大勢います。各インフルエンサーには、固有のファンベースがあります。例えば、ゲームおたくを束ねているインフルエンサー、メイクの先生としてあがめられているインフルエンサー、格安で世界各地の旅行を楽しむプロとして有名なインフルエンサーなどなど、フォロワー数も影響範囲も様々です。また、それぞれのインフルエンサーには得意としている情報発信方法があり、Instagramでの配信がメインな人もいれば、YouTubeがメインのインフルエンサー、ブログがメインのインフルエンサーもいます。ビジネス広告の目的や結果を考えた際に、インフルエンサーの特性や情報発信方法がぴったり当てはまった場合、インフルエンサー広告は大きな成果を生みます。広告目的に合致するウクライナ人インフルエンサーの発掘、交渉、記事や画像の企画・制作を行います。
ウクライナにも著名人と言われる人達が大勢います。ウクライナ人に影響力のある人もいれば、欧州や世界に影響力を持つ人もいます。日本のように、芸能事務所に管理されている人は少なく、秘書やマネージャーを通じてか、ダイレクト（本人）に広告出演の交渉を行います。交渉は、その著名人の影響力の範囲（例えば、ヒップホップが好きな男性に絶大な影響力を持つなど）を調査し、各種SNSのフォロワーとコメントの分析を行った上で行います。
ウクライナ市場に進出している日本企業はまだまだ少ないです。もちろん、日本の大手商社や自動車メーカー、美容メーカー、飲食メーカーなどはウクライナに上手に浸透していますが、ウクライナへの進出に足踏みしている中小企業も多く存在します。そのような企業の多くが抱えている不安の1つが広告、プロモーション分野です。国民性も言葉も好みも異なるウクライナ人への広告活動は、日本の広告で百戦錬磨の日本人にとっても、決して簡単とは言えません。
また、広告分野を現地（例えば首都キーウ）のウクライナ人の広告代理店に一任しようと思っても、そのウクライナ人の広告代理店を英語で毎日管理するのがとても大変ですし、スピードも落ちます。
極端な話ですが、私たちは、貴社が一度もウクライナを訪れることがなくても、貴社の商品をウクライナで展開できるほどのノウハウを持っており、ウクライナマーケットに浸透しています。ウクライナでは珍しく、日本語を話せるスタッフも豊富に在籍しています。貴社の強みである商品力や商品イメージを壊さないようにウクライナ向けにローカライズできます。
ウクライナに進出してみたいが、広告やプロモーション、広く言えばマーケティング分野で自信のない方は、気軽に相談してください。