【隠れたIT大国、ウクライナ!】ミニ温室、UA Berryで一年中イチゴを栽培

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【隠れたIT大国、ウクライナ!】ミニ温室、UA Berryで一年中イチゴを栽培

【隠れたIT大国、ウクライナ!】ミニ温室、UA Berryで一年中イチゴを栽培

IT技術は、農業発展に大きく貢献しています。JoinJapanはウクライナを含む全世界のITスタートアップ登場を常に見守っており、皆さんにできるだけ迅速に伝えています。今回は、世界市場でも競争力が十分ありそうな農業用のIT開発、UA Berryをウクライナからお届けします~

UA Berryとは一体何?


同スタートアップはペトレンコ家族によって設立されました。父のウラジミールはエンジニアで、息子のアレクセイはプログラマーです。この二人は、一年中イチゴを栽培できる技術とプログラムを開発しました。同プログラムは小規模だけでなく、大規模の農業にも導入できます。また、同技術は、他の植物栽培にも適応できます。


ITの力で冬でも美味しいイチゴを!


最初、父のウラジミール・ペトレンコが、フレームを使ったミニ温室の自作を始めました。その結果、自動温度調節及び自動灌漑を備えた3平方メートルの小さな温室ができました。ミニ温室では、一年中イチゴを栽培でき、収穫時期ごとになんと、66キロのイチゴを採れます!冬でも美味しい果実を食べられるのは素晴らしいですね。


その後、ウラジミールの息子、アレクセイがミニ温室プロジェクトに貢献しようと思い、イチゴの栽培過程を管理するプログラムを作成しました。栽培管理の自動化のおかげで、栽培を行うスタッフの人数を最小限にし、コストを削減できます。さすが優れた遺伝子ですね。


UA Berryのミニ温室は誰でも購入できます。同温室はマニュアルに従って組み立て、電源コンセントに差し込み、給水源水に接続するだけで十分です。温室の面積は6平方メートルです。ミニ温室内には132本の植物を育て、年間で平均50キロの作物を収穫できます。


産業用の大規模の温室は少し異なります。UA Berryには機能がたくさんあり、イチゴだけでなく、トマト、キュウリなども栽培できます。管理システムは複数の温室に同時に適用できます。


施肥ユニットには面積の制限がありません。管理システムは自動的に負荷を分散しますので、10つの温室にも対応できます。


UA Berryの収穫量は従来の栽培方法と比べ何倍も高く、イチゴは悪気候にも関わらずいつでもどこでも栽培できます。


UA Berryは国際市場で成功する大きなチャンスがあるとJoinJapanが信じています。


JoinJapanは、革新的なマーケティング戦略と売り上げ増加を目的としたツールを使って、皆さんの企業成長をサポートします!