「外国とのビジネスでまた失敗・・」ビジネスがうまく進まない会社の特徴

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「外国とのビジネスでまた失敗・・」ビジネスがうまく進まない会社の特徴

「外国とのビジネスでまた失敗・・」ビジネスがうまく進まない会社の特徴

どうも、こんにちは!

今日もJOINJAPANのビジネスニュースをご覧いただき、ありがとうございます。

最近、下記のような少しネガティブな相談を受けることがありますので紹介します。

●2009〜2015年、他社より早く、外国とのビジネスをスタートしたが、売上が伸びず、撤退するしかない状態まで追い込まれている。

●2016年頃から、日本や世界の有望なビジネスパートナーに出会ってきたが、結局ビジネス(取引)につながっていない(つながりそうでつながらない)

●外国とビジネスをスタートしたが、数年経っても取引先が増えていかない

などです。似たような相談が多いです。

そのような悩みを抱えている会社を1つ1つ救い、逆転V字回復に向けたコンサルティングを行っている中で、外国とのビジネスがうまく進んでない会社の「ある特徴」が見えてきましたので紹介します。

それは・・・

①日本国内や世界各国のEXPOやカンファレンスに参加し、そこで出会った人達とたくさん話をし、高い評価も得て、需要があると判断し、国外進出を決めた

②複数の企業と一緒に団体で現地(日本や世界各国)を視察して、有望な取引先と巡り会えた

です。

一見、①も②もとても良いことのように思えますが、実は、①と②がセットになっている会社の多くは、外国とのビジネスで失敗している傾向があります。

正確に言うと、最初は好調なスタートをきるものの、その先が長く続かないという状況に陥ってしまっている傾向があります。

さて、なぜでしょう?

結論を言うと、それらの会社は、

『団体行動に頼っている』

ということです。

団体ツアーと同じように、誰かが手配した団体行動に参加することはとても楽で便利ですが、それだと、肝心な『開拓力』は養われていません。敷かれたレールの上で情報を見て選んでいるだけです。

レール内で出会った人達との化学反応が起きているだけということになります。そのレールには、その分野、そのビジネスに興味がある人しかいないはずです。すごく偏りのある情報しか入ってきてない可能性もあります。

外国で長くビジネスを成長させていくためには、学園祭のノリで団体イベントに参加するだけではダメであり、1〜3名で現地を徹底的に視察、検証、交渉すべきです。

カンファレンス等の有効活用は大切ですが、その便利さ故に、そこばっかりに頼り切ることがないように注意が必要そうです。