カザフスタンのT&Tセキュリティと日本のトレンドマイクロ株式会社、協力協定を締結

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カザフスタンのT&Tセキュリティと日本のトレンドマイクロ株式会社、協力協定を締結

カザフスタンのT&Tセキュリティと日本のトレンドマイクロ株式会社、協力協定を締結

近年、サイバーセキュリティがとても大事になってきます。

今回、サイバーセキュリティに優れたカザフスタンについて皆さんにご紹介していきます。

2018年から2019年にかけて、カザフスタンの情報セキュリティ国立調整センターは、国 家機関および民間組織のインフラストラクチャに対するあらゆる種類の22億件以上のサイバー攻撃を反映できました。なんと素晴らしい成績!

また、JoinJapanが調べたところ、2020年2月中旬に、カザフスタンで報告されたサイバー攻撃件数が25億に増加し、そのうちの270万は政府の電子プラットフォームでした。衝撃的な数字ですね。

サイバーセキュリティの面では重要な機関を保護するために、2017年にはカザフスタン政府が「カザフスタンのサイバーシールド」という国家サイバー保護プログラムを開始しました。それに加えて、今年、カザフスタンT&Tセキュリティが日本のトレンドマイクロ株式会社と科学技術協力協定を締結しました。

では、その二社はどんな会社なのか、具体的に解説していきましょう~

T&Tセキュリティは、従来のウイルス対策技術で防止できない新世代のサイバー脅威と戦うのを目的にしたカザフスタンのサイバーセキュリティ会社です。T&Tセキュリティは目立たない攻撃、標的型攻撃、APT攻撃等といった新型の最先端のマルウェア保護製品であるtLabを開発しました。その素晴らしい開発は行動及びヒューリスティックレベルでマルウェアを識別できるプロのサンドボックスです。tLabの強いポイントはその完全な自律性、脅威分析、高性能、脅威分析へのインテリジェントなアプローチです。

なお、トレンドマイクロ株式会社は、より安全な情報社会とお客様の未来を創造する、サイバーセキュリティのリーダー企業です。

今後の計画両社は同科学協力協定の一環としてカザフスタンの情報セキュリティ分野における共同プロジェクトの開発と実施、尚且つ既存のソリューションの深い技術的統合を行う予定です。

「カザフスタンの情報セキュリティ分野が急速に発展している。我々にとって、カザフスタン市場が優先の1つであり、リーダー企業であるT&Tセキュリティと今後協力できることを嬉しく思う。弊社のソリューションの統合により、カザフスタンの企業や政府機関を複雑なサイバー攻撃から保護できる。また、デジタル開発及びイノベーション並びに航空宇宙産業省と協力することで、さらに成功できる」とトレンドマイクロ株式会社のCIS諸国、ジョージア、モンゴルを担当しているポザンコフ・ゲルマン氏がJoinJapanへのインタビューでコメントしました。

JoinJapanチームはカザフスタンのスタータップ及び革新的な企業を支援しており、日本との協力関係の深化に今後とも努めていきたいと思います。