蚊は誰もが嫌がる虫ですね。蚊に何度も刺され、肌が痒くてイライラするのは夏のいつものパターンです。また、毎年、438千人が蚊を媒介して感染するマラリアで死亡します。サイズの割には恐ろしい生き物ですね。
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そこで、ウクライナのスタートアップ、Mosquito Control Ltdが、蚊の問題を解決してくれる技術を開発しました!
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同スタートアップのチームは、環境に優しい蚊の生息地に設置されるSEMCS(Smart Eco Friendly Mosquito Control System)蚊取り器を開発しました。
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将来、他の虫に対しても捕虫器として利用できるようです。
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新蚊取り器の機能とは?
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この蚊取り器は天然誘引物質、CO2および熱が使われており、生物を模倣します。
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メスの蚊は、蚊取り器が生き物のように生成する光の波長と二酸化炭素に反応します。餌をつついた蚊は、取り器の中へ吸い込まれ、特別な貯蔵網に入ります。
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この蚊取り器には、様々な動作モード設定用の特別なソフトウェアを備えたプロセッサが装備されており、世界中のどこからでもスマートフォンから制御できます。
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開発者はJoinJapanへのインタビューで「蚊は生態系の一部です。カエルや魚の餌にもなるので、絶滅するわけにはいかないのです」と主張しました。
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Mosquito Control Ltdの蚊取り器は、化学物質を使用しておらず、有効作動距離は1エーカーです。だから、人間が生活している環境の安全性が保護され、自然環境に悪影響が出ません。また、次世代の蚊取り器を使うことにより、蚊の種類及び数に関する情報収集が可能になります。
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同スタートアップは既に世界中で注目を集めています。2020年1月7日~10日にラスベガスで開催された世界最大の家電展示会、CES 2020でSEMCSで蚊取り器を紹介しました。ちなみに、CES展示会には多くのウクライナスタートアップが参加しました。さすが優秀な人材が多いウクライナですね。
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JoinJapanは若いスタートアップを常にサポートしています。ウクライナの前途有望なスタートアップに投資したい、あるいは、ヨーロッパ、CIS諸国で活躍したい方、弊社までお問い合わせを!